ハイブリッドワーク環境を進化させる2製品を法人向けに提供開始
「ロジクール Rally Bar Huddle」「ロジクール Sight」発売
ビジネスデバイス市場における世界のリーディングカンパニーLogitech Internationalの日本法人、株式会社ロジクール(本社:東京都港区、代表取締役社長:笠原 健司)は、法人向けにハイブリッドワーク環境を進化させるソリューション2製品を発売します。カメラ、マイクスピーカーが搭載されたオールインワンタイプのビデオ会議システム「ロジクール Rally Bar Huddle」と、卓上型ウェブカメラ「ロジクール Sight」を2023年秋頃より販売します。

「ロジクール Rally Bar Huddle」

「ロジクール Sight」(左 ホワイト / 右 グラファイト)
パンデミック後、働き方のスタイルが大きく変化し、現在はオフィスや自宅、サテライトオフィスなど、時間や場所にとらわれないハイブリッドワークへの移行に関心が高まっています。企業にとっては従業員の生産性向上という観点だけでなく、従業員のエンゲージメントやエクスペリエンスを高める上でも重要と捉えられています。そのため、オフィスや自宅など、どのような業務環境においても、対面と変わらないようなコミュニケーションの実現が経営課題として注目されています。調査会社のFuturesourceの調査によると、68%(※1)の企業が小規模な会議室やハドルスペースのためにAV機器への投資を計画しています。また、エンゲージメントの観点では、今日のハイブリッドワークの状況において、43%(※2)のリモートワーク中の従業員が会議中、チームに参加していると感じられないと報告しています。
「ロジクール Rally Bar Huddle」と「ロジクール Sight」は、その様な変化するハイブリッドワークの環境におけるチーム間の格差や課題を解決し、快適な業務環境を実現するために設計されました。
※1 Futuresource Conferencing in Small Meeting Rooms and Huddle Spaces Report (Dec 2022)
※2 2022 Microsoft Work Trend Index Annual Report: Great Expectations: Making Hybrid Work Work
映像・音声一体のオールインワン型のビデオ会議システム「ロジクール Rally Bar Huddle」は、参加者全員がはっきりと見え、聞こえるように、最大6名程度で使用する会議室やスペースを想定して設計されています。内蔵のAIビデオインテリジェンスと4K画質によりリモートでの参加者が自然な形で会議に参加できます。再設計されたオーディオシステムにより、「ロジクール Rally Bar Huddle」は「MeetUp」と比較して2倍の音量になりました。6つのビームフォーミングマイクとAIベースのノイズ抑制による高度なサウンドピックアップは、リモートでの参加者のために自然な会議体験を作り出します。
「ロジクール Sight」は、リモートからの会議参加者に全員の姿と声をクリアに届け、実際に同じテーブルに座っているかのような感覚をもたらします。会議室に設置したRally Bar/Rally Bar Miniと連携して、テーブルに着席している参加者を音と映像でインテリジェントに検知し、カメラのフレーム内に収め、画面に映し出します。
Logitech International 法人事業部ゼネラルマネージャーのScott Whartonは、次のように述べています。「ハイブリッドワークが進む中で、オフィスで働く人とリモートで働く人、全ての人に公平な体験を提供するという課題が増えています。これは、オフィスへの復帰をチームにとってより良いものにするために、解決すべきハイブリッドワークの最大の課題の1つであるとお客様からも意見をいただいています。ロジクール SightはRally BarやRally Bar Miniと併用し、複数のカメラアングルとインテリジェントなAIコントロールによって、遠隔地の参加者をまるで部屋の中に引き込むかのような手法でこの問題に取り組むことができます。また、ハドルルームは、企業がビデオ会議を導入し始める前から存在していました。私たちは、オフライン・オンラインなど場所や時間を問わない平等な会議を実現するために、ロジクール Rally Bar Huddleを一から設計し、必要かつ最適なAI機能を備えながら、あらゆるハドルルームにとって手頃な価格帯で提供できるようにしました。」
<製品特長>
「ロジクール Rally Bar Huddle」
■クリアな映像と音声でより自然な会議体験を実現
内蔵のAIビデオインテリジェンスと4K画質により、リモートでの参加者がより自然な形で会議に参加できます。オーディオシステムも再設計し、「MeetUp」と比較して2倍の音量になりました。また、6つのビームフォーミングマイクとAIベースのノイズ抑制による高度なサウンドピックアップは、リモートでの参加者のために自然な会議体験を作り出します。また、RightSight 2のような高度な画角の自動調整機能も定期的なアップデートを通じて、よりスマートな機能を実現します。RightSight 2では、顔を検出し、各人にズームインしフレームに全員を収めることで、各参加者を平等に表示するグリッドビュー、Zoom Rooms Smart Gallery、Microsoft IntelliFrameなどと統合することができます。
■迅速なセットアップ、容易な管理
「ロジクール Rally Bar Huddle」は、ビデオ会議を簡単に実施できるよう設計されており、迅速にセットアップが可能です。またIT部門はクラウドベースのロジクール Syncを通じて、会議室の状態の監視やアップデートの配布、設定変更を行えるため、管理も容易に行えます。またCollabOSによりTap IPとの連携も可能です。さらに、付属のマルチマウントで壁面、テーブル上、ディスプレイ上のいずれかに設置できます。また、USBモードで会議室のPCまたはノートPCに接続することで、会議室アプライアンスとしても使用できます。
■利用環境に応じた柔軟な使用法
ユーザーの利用環境に応じて3つの方法で展開が可能です。専用のWindowsまたはChromeOSのデバイスと連携する方法、BYODモードで使用する方法、外部デバイスを使用しないアプライアンスモードでデバイス上で対応するビデオ会議アプリケーションを実行する方法です。
「ロジクール Sight」
■非常にクリアな映像と音声
最大315°の画角でテーブルに着席している参加者を最大4Kの解像度に対応したデュアルレンズで捉えクリアな映像を映します。音声は指向性マイクで集音し、声の音源方向から話者を検知します。7本のビームフォーミング マイクを備えているためマイクポッドは不要です。集音範囲が2.3mに設計されており、広い会議室やスペースでも映像と音をクリアに捉え、会議室のテーブル越しに行われている会話や参加者の動きをインテリジェントに検知します。また、ボタンをタッチするだけで、会議室のマイクのミュートを簡単にすばやくオン/オフできます。
また、「ロジクール Sight」のRightSightに搭載される適応型インテリジェンス、Smart Switchingによって、卓上カメラまたは会議室の前方にあるカメラから、被写体の正面アングルに最も近いものを選択し、参加者の体の向きの変化や話者の移り変わりにも自動的に追従します。
■Rally Bar/Rally Bar Miniと連携
会議室の前方に設置したRally Bar/Rally Bar Miniと連携することで、会議室内の会話を検知して音と映像を捉えます。そしてリモートからの参加者に対し、話者の姿を最良の状態で映し出します。
■便利な各種機能
3色のLEDのインジケーターライトで、会議中でもビデオのオン/オフ、ミュートのオン/オフ、通話のステータス、電源のステータスなどを確認できます。また、磁力式プライバシーシャッターをレンズの前にスライドさせることで、撮影が自動でオフになります。利用環境に応じて、3種類のマウント(テーブルマウント、グロメットマウント、三脚マウント)が用意されており、安定した設置が可能です。
「ロジクール Rally Bar Huddle」「ロジクール Sight」共通
■Microsoft、Google、Zoomで認定済み
企業がハイブリッド会議を安心して利用できるよう、Microsoft Teams、Google Meet、Zoomの認証を受けており、その他の一般的な会議・通話プラットフォームでも容易に動作します。
*Logi Tuneをダウンロードする必要があります。(https://www.logicool.co.jp/ja-jp/video-collaboration/software/logi-tune-software.htmlでWindows®/macOS用を入手可能 )
<製品概要 「ロジクール Rally Bar Huddle」>
製品名(日本語) | ロジクール Rally Bar Huddle |
カラー | グラファイト |
型番 | RBHuddle |
参考価格 | 286,000円(税込) |
発売予定日 | 2023年秋頃 予定 |
保証期間 | 2年間 |
本体サイズ(幅×奥行×高さ) | 549.6mm x 76.0mm x 78.9mm |
本体重量 | 1.8kg |
解像度 | 最大4k |
内蔵コンポーネント | DMICマイクアレイ x6、デジタルPTZカメラ、フルレンジのポート付きスピーカー x1、 ケーブル管理および保持システム、マルチ(汎用)マウント、 内蔵電動式プライバシーシャッター、ロジクールCollabOSプラットフォーム |
ディスプレイ解像度 | 最大1080p |
視野角 | 垂直画角80°/水平画角113°/対角画角120° |
ズーム | 4倍デジタルズーム |
スピーカー感度 | 83dB SPL @1W +/-2dB t 1m |
スピーカー定格電力 | 8WTHD:1kHz <2% @1W |
スピーカーサンプリングレート | 48KHz |
インピーダンス | 4オーム |
周波数特性 | 90Hz~16kHz |
マイク感度 | >-36dBFS +/-1dB @ 1Pa |
オーディオ処理 | AEC(アコースティック エコーキャンセレーション)、 機械学習VAD(音声区間検出機能) |
データレート出力 | 48kHz |
集音範囲 | 最長7m |
ノイズ抑制 | AIベースの雑音除去アルゴリズム |
対応OS | USBモード:Windows® 11、Windows 10、最新2バージョンのmacOS |
同梱物 | 製品本体、マルチマウント、電源、AC電源コード、 HDMIケーブル、USBケーブル、取扱説明書、保証規定 |
パッケージサイズ(幅×奥行×高さ) | 629mm x 118mm x 197mm |
パッケージ重量 | 3.2kg |
パッケージ入数 | 1 |
外箱サイズ(幅×奥行×高さ) | 641mm x 245mm x 220mm |
外箱総重量 | 3.6kg |
外箱入数 | 2 |
*使用環境によって異なります
<製品概要「ロジクール Sight」>
製品名(日本語) | ロジクール Sight |
カラー | グラファイト/ホワイト |
型番 | LogiSightGR / LogiSightWH |
参考価格 | 286,000円(税込) |
発売予定日 | 2023年秋頃 予定 |
保証期間 | 2年間 |
本体重量 | 1.5kg |
マウントサイズ(幅×奥行×高さ)(テーブルマウント使用時) | 169mm x 169mm x 299mm |
マウントサイズ(幅×奥行×高さ)(グロメットマウント使用時) | 93.4mm x 93.4mm x 291.2mm |
プラットフォームとの互換性* | Microsoft Teams Rooms/Zoom Rooms/Google Meet |
解像度 | 4k |
内蔵コンポーネント | ビームフォーミング マイク x7/デュアルレンズ カメラ/ロジクールCollabOSプラットフォーム |
レンズとセンサータイプ | SONY IMX 415 + 3G5Pレンズ(F2.0)x2 |
視野角 | 垂直画角97°/水平画角180°/対角画角180° |
ズーム | x1 |
焦点距離 | 1.87mm |
フレームレート (最大) | 60FPS |
マイク タイプ | デジタルMEMSマイク(72dB SNR、130dB AOP) |
周波数特性 | 90Hz~16kHz |
マイク感度 | >-36dBFS +/-1dB @ 1Pa |
オーディオ処理 | AEC(アコースティック エコーキャンセレーション)、 機械学習VAD(音声区間検出機能) |
音源方向検知可能角度 | +/-5°、-20->+48°(仰角) |
ノイズ抑制 | AIベースの雑音除去アルゴリズム |
対応OS | USBモード: Windows®10、Windows®11以降、 macOS(最新のバージョンとその前のバージョン) |
同梱物 | 製品本体、Sightドングル、マイクポッド ドングル、プライバシーシャッター、 グロメットマウント、テーブルマウント、三脚マウント、 マウント用ナット、取扱説明書、保証規定 |
パッケージサイズ(幅×奥行×高さ) | 239mm x 194mm x 340mm |
パッケージ重量g | 2.8kg |
パッケージ入数 | 1 |
外箱サイズ(幅×奥行×高さ) | 335mm x 208mm x 435mm |
外箱総重量g | 3.6kg |
外箱入数 | 1 |
**連携や機能の互換性はプラットフォームによって異なります。
詳細は、www.logicool.co.jp/prosupport/sight-compatibilityをご覧ください
<ロジクールについて >
ロジクールは、人々が情熱を追求できるように体験をデザインすることで、人々がより多くのものを創造、達成し、楽しむことができることを目指しています。コンピューティング、ゲーム、ビデオ、ストリーミングとクリエイション、そして音楽を通じて人々を結びつける製品を設計、創造しています。ロジクールのブランドには、Logicool、Logicool G、ASTRO Gaming、Streamlabs、Blue Microphones、Ultimate Earsなどがあります。1981年に設立され、スイスのローザンヌに本社を置くロジクール・インターナショナルは、スイスの株式公開企業であり、SIXスイス証券取引所(LOGN)およびナスダック・グローバル・セレクト・マーケット(LOGI)に上場しています。
ロジクールは、地球環境へのプラスの貢献につながるカーボンフットプリントを削減することを目指し、材料の選定、設計、製造、パッケージングといった製品生産ラインにおいてサステナビリティの取り組みに注力しています。当社は2050年までにネットゼロにするパリ協定の1.5℃公約を支持しており、事業運営と全体的な製品ポートフォリオはカーボンニュートラルの認定を受け、排出量より多くのカーボンを排除します。また製品における再利用プラスチックの使用増加やパッケージにFSC®認証を取得した森林に由来する材料を採用することで、循環性の活用及び持続可能性の向上を推進しています。
● ロジクール ウェブサイト: http://www.logicool.co.jp
● Logicool公式Facebook: https://www.facebook.com/Logicool/
● Logicool G 公式Twitter: http://twitter.com/logicoolg
● ASTRO Gaming Japan 公式Twitter: http://twitter.com/astrogamingjp
<法人向け製品のお問い合わせ先 >
株式会社ロジクール 法人事業本部 お客様窓口
https://www.logicool.co.jp/ja-jp/video-collaboration/help/contact-sales.html
<報道関係者からのお問い合わせ先 >
ロジクールプレスホットライン(プラップジャパン内) 齋藤 TEL: 03-4580-9156 E-Mail: logicool@prap.co.jp
*記載されている会社名、商品名は、各社の商標及び登録商標です。 *ロジクールは、株式会社ロジクールの登録商標です。