2024年
2月
27日
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03:00
Europe/Amsterdam

Logitech ビデオコラボレーションポートフォリオを 初めて再生プラスチックおよびネクストライフ素材に移行

※2024年1月30日発表のリリースの抄訳版となります。英語版はこちらをご覧ください。

  • Logitechのお客様が会議室全体にサステナブルなテクノロジーを導入できるようになり、CO2排出量管理を支援 
  • 価格や品質を変えず、Logitechの既存のビデオ会議製品をリサイクル素材で再デザイン 
  • すでにロジクールSight、Rally Bar ファミリー、ウェブカメラ、マウス、ヘッドセット、キーボードの一部製品にリサイクル素材を使用し、今後他製品にも拡大 
  • Logitechの日本法人、ロジクールも同様の取り組みを実施 

2024年2月27日 
株式会社ロジクール 

2024年1月30日 ローザンヌ(スイス)/サンノゼ(米・カリフォルニア) - ロジクールの親会社であるLogitech Internationalは、CollabOSオペレーティングシステムで動作するビデオコラボレーションデバイス全製品を、ネクストライフプラスチック素材で製造し、エンタープライズ顧客のサステナビリティ目標実現を支援していくことを発表しました。既存のRally Bar、Rally Bar Mini、Tap IP、Tap Scheduler、Scribeの製品はそれぞれCO2排出量を削減する素材によって刷新されます。これにより、組織はCO2排出量をより適切に管理できるパートナーを得ることになります。またこの取り組みは、日本法人であるロジクールにおいても同様に行います。

Logitech Internationalの最高執行責任者(COO)Prakash Arunkundrum(プラカシュ・アルンクンドラム)は次のように述べています。「当社は、会議室用デバイス製品群をよりカーボンフットプリントを低減した製品にすることによって、他の企業のサステナビリティ課題への取り組みを支援しています。新製品の設計と製造に再生プラスチックを始めとする低カーボン素材を用いるだけでなく既存製品のリフレッシュも行うことで、ITリーダーに対して、会議室システムのワークプレイステクノロジー投資、つまり人と地球を含めたテクノロジー投資の新たな評価方法を提供します。当社はこれを価格を引き上げたり、Logitechおよびロジクール製品に期待される最高の品質や性能を損なうことなく実現します。」

環境へのマイナスの影響を削減する取り組みは、急速に、ビジネスにおける必須課題になってきました。Frost & Sullivanが実施した最新の調査では、IT担当者の65%が、今後1年間、環境、社会、ガバナンス、サステナビリティの実践におけるリーダーとなることが、重要、または非常に重要なビジネス目標であると回答しています。

Logitechでは、Design for Sustainability(持続可能性のためのデザイン)原則をビデオコラボレーションポートフォリオに適用することで、Logitechとロジクールのお客様は Microsoft Teams Rooms や Zoom Roomsを含めて、会議室全体にサステナビリティを念頭に置いて設計されたテクノロジーを導入することができます。こうした開発はすでに、ウェブカメラやヘッドセット、マウス、キーボードなど、パーソナルワークステーションの周辺機器で拡大しています。

Logitech

Logitechとロジクールのビデオ会議製品は、各製品のCO2排出量を低減する素材を使用し、 
持続可能性を考慮した設計となっている。(写真: Business Wire) 

持続可能性のためのデザイン(DfS) 
持続可能性のためのデザイン(DfS)は、Logitechが「ネクストライフプラスチック」と呼ぶ、消費者使用後の再生プラスチック(PCR)を始め、廃棄物の流れから回収して、第二の寿命を与えることが可能な循環型の素材を使用することを重要な理念としています。 

ロジクールSight等の最新の会議室用製品の場合、 
●最低50%の認定再生プラスチックを使用 
●CO2排出量を21%削減*** 
●10万台当たりのCO2排出量削減量は1,400トン(地球約131周分に相当) 

また、Logitechとロジクールのビデオ会議製品は、 
●化石燃料ではなく再生可能エネルギーで生産された低炭素アルミニウム 
●森林その他の管理された資源に由来する材料を採用したFSC®認証済みパッケージ 
●Rally Barファミリーには100%再生ファブリックを使用 
●Rally Bar や Rally Bar Miniのカーボンインパクトを、CO2換算で最大1.65トン削減可能な省エネモード** 

より大きなインパクトのためのアクセスをオープンに 
Logitechは2030年までに、生み出した量以上のカーボンを除去することを目標に掲げており、2022年にはスコープ3の排出量を21%削減しました。 
今後さらに大規模に業界全体で炭素排出量の削減を推進していくために、LogitechではDfS原則やツール、製造プロセスにより持続可能な材料を組み込むためのノウハウを、サステナビリティ実現に向けた取り組み強化に関心のあるコンシューマー・テクノロジー業界のあらゆる企業とオープンに共有することを提案しています。より多くの持続可能な素材を製造プロセスに組み入れる方法についてのご相談は、こちらまでご連絡ください。 

透明性と説明責任 
多くの企業が、測定可能な方法でのカーボンインパクトの削減について説明責任を負うようになり、主要パフォーマンス指標やレポーティング、サードパーティ認証を通じて透明性を提供してくれるテクノロジーベンダーが次第に求められるようになっています。Logitechは、2025年までにすべての自社製品にカーボンフットプリントのラベルを付けるという目標に向け、順調に進捗しています。これは、企業がテクノロジーを購入する際、会議室やパーソナルワークステーション、フレックスデスクのグローバルな職場環境を導入した場合に製品が環境に与える影響や、購買行動が環境に与える影響を明示して、意思決定を容易にするためのものです。Logitechは年次報告書2023 Impact Report(インパクトレポート)に、気候変動対策目標に向けた進捗状況を記載しています。 

発売時期 
製品の発売時期は、各地域の既存製品の供給状況に応じて異なります。ネクストライフプラスチックを使用したLogitechのビジネス製品および発売時期については、こちらをご覧ください。 

*LogitechのCarbon Clarityプログラムの世界の電力消費排出係数に基づく数値。最適化前の使用段階におけるRally Barのカーボンインパクト19.8t、Rally Bar Miniのカーボンインパクト21tは、各100台ずつ2年間使用した場合の社内推定値。VC室機器のLogitechの社内ユーザーモデル(VC室での利用記録データに基づく) 

**EnergyStar認定の50-69インチ、低電力テレビで省エネモードを入れた場合、Logitechの Carbon Clarityプログラムの世界の電力消費排出係数に基づく数値最適化前の使用段階における カーボンインパクト95.4t、各100台ずつ2年間使用した場合の社内推定値。VC室機器のLogitechの社内ユーザーモデル(VC室での利用記録データに基づく) 

*** “doing nothing(何もしない)” 設計シナリオとの比較 

Greenhouse Gas Equivalencies Calculator 米国環境保護庁

ロジクールについて

ロジクールは、人々が情熱を追求できるように体験をデザインすることで、人々がより多くのものを創造、達成し、楽しむことができることを目指しています。コンピューティング、ゲーム、ビデオ、ストリーミングとクリエイション、そして音楽を通じて人々を結びつける製品を設計、創造しています。ロジクールのブランドには、Logicool、Logicool G、ASTRO Gaming、Streamlabs、Blue Microphones、Ultimate Earsなどがあります。1981年に設立され、スイスのローザンヌに本社を置くロジクール・インターナショナルは、スイスの株式公開企業であり、SIXスイス証券取引所(LOGN)およびナスダック・グローバル・セレクト・マーケット(LOGI)に上場しています。

ロジクールは、地球環境へのプラスの貢献につながるカーボンフットプリントを削減することを目指し、材料の選定、設計、製造、パッケージングといった製品生産ラインにおいてサステナビリティの取り組みに注力しています。当社は2050年までにネットゼロにするパリ協定の1.5℃公約を支持しており、事業運営と全体的な製品ポートフォリオはカーボンニュートラルの認定を受け、排出量より多くのカーボンを排除します。また製品における再利用プラスチックの使用増加やパッケージにFSC®認証を取得した森林に由来する材料を採用することで、循環性の活用及び持続可能性の向上を推進しています。

法人向け製品のお問い合わせ先 
株式会社ロジクール 法人事業本部 お客様窓口 
https://www.logicool.co.jp/ja-jp/video-collaboration/help/contact-sales.html

報道関係者からのお問い合わせ先
ロジクールプレスホットライン(プラップジャパン内) 齋藤・坂川
TEL: 03-4580-9156 E-Mail: logicool@prap.co.jp

*記載されている会社名、商品名は、各社の商標及び登録商標です。
*ロジクールは、株式会社ロジクールの登録商標です。