2022年
2月
4日
|
03:00
Europe/Amsterdam

ビデオ会議システム「Rally Bar」「Rally Bar Mini」が話者追従に対応 OSアップデートで利用可能に

遠隔地の参加者のためにより平等なハイブリット会議を提供

発売中の法人向けビデオ会議システム「Rally Bar」と「Rally Bar Mini」がOSのアップデートによって、話者追従に対応したことをお知らせします。

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会議に対面で参加する人とオンラインで参加する人が混在するハイブリッドな会議が普及し、参加する場所にとらわれることなく協働するためのソリューションが求められています。オンラインで参加する人に、実際に会議室にいるかのような没入感を提供するため、ロジクールは主力の法人向けビデオ会議システムに話者追従機能Speaker Viewの提供を開始しました。   

発売中の「Rally Bar」と「Rally Bar Mini」は、メインカメラのフレーミングやビデオの色調、音声を自動で最適化する独自のRightSense™テクノロジーと、サブカメラに自動フレーミングの精度を高めるAIビューファインダーを搭載しています。   

RightSense™テクノロジーには3つの独自テクノロジーが統合されています。画角を自動調整するRightSight、光と色バランスを自動調整するRightLight、話者の音声を最適化するRightSoundです。今回はRightSightをバージョンアップしました。  ※RightSense™テクノロジーの詳細はこちらをご覧ください。 

バージョンアップされたRightSight 2は「Rally Bar」および「Rally Bar Mini」に搭載されている2つのカメラシステムを用いることで、音声と映像のインテリジェンスを組み合わせ、部屋にいる人の配置や声の位置を検出します。それによってアクティブなスピーカーとグループ全体のピクチャーインピクチャー*を表示するSpeaker Viewモードを可能にしています。 

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<Speaker Viewモードのイメージ>  

RightSight 2のSpeaker Viewモードは、ビデオ通話時にスピーカーのクローズアップ映像と会議室全体の映像を同時に表示します。  

* ピクチャーインピクチャー表示は「Rally Bar」および「Rally Bar Mini」搭載のOS、CollabOS 1.5で利用可能です。ディスプレイのレイアウトはビデオ会議ソフトウェアによって異なります。  
 

メインカメラがアクティブな発言者を囲んで、発言者の変化に合わせてスムーズにパンやズームを行う一方、広角のAIビューファインダーが会場を囲みます。それによって遠隔地の参加者も、実際に会議室にいるのと同じようにすべての会議のやり取りをはっきりと見て、聞くことができるようになります。 

Speaker Viewは主要なビデオ会議ソフトウェアと互換性があります。Microsoft Teams RoomsのAndroid版とWindows版ではピクチャー・イン・ピクチャーモードとして動作し、Zoom Roomsではスピーカーと会議室内のストリームをそれぞれ個別のタイルで表示するマルチストリーム設定とシームレスに統合される予定です。 

今回のアップデートは「Rally Bar」および「Rally Bar Mini」に搭載されている自社開発OSであるCollabOS 1.5のパブリック・ベータ版として提供されており、ロジクールの法人向けデバイス管理ソフトウェアSync、またはZoom Device ManagementやTeams Admin Centerなどのパートナープラットフォームを通じて更新することができます。 

ロジクールは今後もコラボレーションを促進するデバイスやツールを法人向けに提供することで、遠隔地からの参加であっても、より平等に会議に参加できるような体験を届けます。